難削材加工のエキスパート　株式会社 双和精機

多工程を要する複雑形状の加工

●多工程を要する複雑形状の加工について

当社の多工程を要する複雑形状の加工は、長年にわたる経験と実績から、加工治具を工夫することにより複雑な形状の部品を安定した品質で提供します。

複合加工機等の高度な工作機械を使ってもできますが、治具の工夫により加工できます。どういう冶具を使うかは、使用する工作機械と図面形状、長年培ってきたノウハウとから冶具を考案・製作し、複雑な形状の製品を加工できます。

例えば、精密安全ピンなどは、ばね鋼を使った細長い小物で、冶具を工夫して加工した特殊形状の製品であり当社の技術力を示す代表的な製品です。

精密安全ピン

【材質：ばね鋼】

センター部分のフラット形状の加工や球形状部の形状精度などにより、刃具や冶具を特別に工夫して加工する技術と経験を持っています。

加工実績サイズ
球径　　　 φ10以下
全長　　　 100ｍｍ程度　

輪転機用部品

【材質　SＫ5】

輪転機の部品に使用されるＲの付いた部品の加工です。
その為に、円周上に穴加工を行うには加工経験を生かした加工冶具を工夫して、加工を行っています。

加工実績サイズ

外R 　　 R175
内R　　　 R155
円周角　　80°

当社の金型・治具製作

●当社の金型・治具製作は

ＣＡＤ／ＣＡＭを活用して加工します。特殊形状をした製品などは自動プログラミングにより直線や曲線等の加工の軌跡を計算し、機械に指示を送り加工しています。

例えば加工事例として、自動車スタビライザーの目玉部を加工する鍛造用の金型があります。この金型の加工では、熟練作業者の手仕上げによる加工のノウハウをＣＡＤ／ＣＡＭに盛り込んで加工しています。

ＣＡＤ／ＣＡＭ描画画面

【加工のしにくいばね鋼の試作、少量生産をいたします。】


※ばね鋼を利用した製品では、公差10ミクロンまでの精度に対応しています。

自動車用スタビライザーの目玉部

【材質　SKH51】

Φ100×T50 主に自動車用スタビライザーの金型の加工をＣＡＤ・ＣＡＭを活用する事により短納期での対応を可能としている。金型の3次元的な形状部はＣＡＭの自動プログラム機能で加工している。

加工実績サイズ

外径　　　　　　 φ100〜φ200 　　
全長（厚み）　　50ｍｍ〜80ｍｍ